本島南部エリア
首里城
2000年に世界文化遺産に登録された、那覇観光でハズせない人気スポット。1429年から約450年に渡り続いた琉球王国の中枢かつ国王の居城として利用されていた。首里城公園内は有料区域と無料区域に分かれ、観光のクライマックス正殿は有料区域内。華やかな朱色に染められた正殿は中国の紫禁城をモデルにしたとされ、現在の建物は生前まで残されていたものに基づき1992年に再現された。3階建て、延べ床面積1200平米と壮大なスケールを誇り、全国百の浦々を支配する象徴「百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)」とも呼ばれていました。正殿には、中国で権力者のシンボル、まためでたいしるしとして用いられる龍の装飾が随所になされているほか、日本の建築様式「唐破風妻飾」などももちいられ、中国、日本、琉球の文化がミックスされているのが特徴的。華美な外観のほか、正殿内部も豪華な装飾がなされているので、訪れた際は内部まで見学したい。無料区域には、赤瓦が美しく2千円札のデザインになった守礼門や世界遺産に登録されている園比屋武御嶽石門などがあり見どころ満点。城郭の西側には標高130mの物見台があり、天気のいい日には慶良間諸島まで見渡せる絶好のビュースポットです。正殿の朱色と青空のコントラストが美しい日中もオススメですが、毎朝区域開門5分前に、奉神門前で役人姿のスタッフが銅鑼(ドラ)をならしながら「御開門(うけーじょー)」と発声して首里城正殿音庭に案内してくれるイベントがわれたり、日没~24:00に城郭がライトアップされたりと朝夕に訪れるのもオススメです。
ここがおすすめ!
●朝・昼・夜と異なった趣きで訪れた人を魅了する、美しい朱色が特徴的な琉球王国の中枢であった正殿
●琉球王国時代には国王の執務室として利用されていた「書院・鎧之間」で伝統菓子とさんぴん茶を楽しめる休憩所
●首里城公園内では、琉球舞踊や首里城スタッフが有料区域内の見どころを案内してくれる無料サービスを曜日・時間により開催
この施設の基本情報
住所 | 沖縄県那覇市首里金城町1-2 |
電話番号 | 098-886-2020 |
FAX | 098-886-2022 |
営業時間 | 4~6月、10~11月:無料区域8:00~19:30、有料区域8:30~19:00、7~9月:無料区域8:00~20:30、有料区域8:30~20:00、12~3月:無料区域8:00~18:30、有料区域8:30~18:00※有料区域の入館券販売は有料区域入場各30分前まで |
定休日 | 7月第1水曜と木曜 |
料金 | 大人:820円、中人(高校生)620円、小人(小・中学生)310円、6歳未満無料 |
駐車場 | あり。乗用車116台 |
駐車料金 | 320円/1回 |
参考URL | http://oki-park.jp/shurijo/ |
お車でのアクセス
那覇空港より沖縄自動車道経由約120分
公共交通機関でのアクセス
那覇空港国内線ターミナル、2番乗り場よりやんばる急行バスに乗車し約140分。「記念公園前」停留所から徒歩約5分
首里城近隣地図