牧志公設市場

国際通り横、市場中央通の中央付近に位置する、戦後の闇市から続く長い歴史を持つ市場。「那覇市民の台所」や「那覇の胃袋」などの別名をもち、地元住民に長年愛されているなか、沖縄のならではの食文化をリアルに体験すべく訪れる観光客も近年増加中。市場の中で特に目を引くのは、本州では目にしない色とりどりの鮮魚たち。近海魚や精肉をはじめ、島野菜などを扱う130店舗がひしめき合い、各店から威勢のいい掛け声がかかり活気にあふれています。生鮮が中心ですが、なかにはパック入りになっているローカルグルメなどもそろっているので、ちょっと変わったお土産を探すのにもオススメです。もっとディープに市場を楽しむなら、1階で購入した素材を2階で調理してもらう「持ち上げ」システムを利用するのがオススメ。持ち上げを利用するには、3品までの調理で1人あたり500円を支払う。1品増えるごとに100円追加で利用できるので、気軽に楽しみたい。2階の一部の食堂は「持ち上げ」を受け付けていない店舗もあるので、目的の食堂が事前に決まっている際には食材購入時に確認するのがオススメ。もちろん通常の食堂スペースのみの利用も可能なので、沖縄家庭料理や泡盛などを思い切り楽しみたい。食堂でたっぷり料理を楽しんだ後は、市場内のサーターアンダギーやアイスクリームなどのスイーツの店でシメるのがオススメです。フレンドリーな市場の人々とのふれあいから、ショッピング、食事まで丸々楽しめる牧志公設市場でうちなーんちゅー気分を味わって！